人形修理職人ネットワーク 福田匠庵

人形修理職人ネットワーク 福田匠庵とは

思い出がそれぞれの形をしているように、人形修理もひとつの技能では解決できません。お客様にとって唯一の人形修理に取り組むには、唯一の技を持つ職人が「集まる」必要があります。
職人技術や心は「唯一」のものです。マニュアル等により、均一化されるものではありません。そして、ここ京都には、マニュアルにはできない、豊かな心と伝統技術が連綿と受け継がれています。この町に育った「唯一の技と心」をもつ職人達の集まり。それが福田匠庵です。

人形修理職人ネットワーク
福田匠庵
主宰 福田眞一
<   2007年 04月 ( 3 )   > この月の画像一覧
五月人形の修理事例 - 兜の鍬方 -
端午の節句ももうすぐですね。
既に五月人形をお飾りになられているお家も多いかと思います。

ところで、お飾りになっているお人形の状態は如何でしょう?
鎧や兜などは金物が多いですので、錆が出ていたりしませんか?

福田匠庵ではもちろん五月人形の修理も承っております。
金物の錆等もきれいに落とし、元の状態に近づけることが可能です。
修理事例は、こちらでも御紹介していますが、先日完了しました事例を一つ御紹介します。

兜の鍬方部分です。
持ち込まれた時は、全体的に錆が出ている状態でしたが、
修理後は、きれいに錆もなくなり、元の状態に限りなく近づきました。

a0090989_18145055.jpg
押入れから出してみたら大変なことになっていた。。。
という方、是非一度、福田匠庵に御相談くださいませ。
by fukudashoan | 2007-04-27 18:17 | 修理事例
五月人形を飾る時期は?
a0090989_16491043.jpg五月人形と聞いて、何を思い浮かべますか?やはり、「鎧」や「兜」等の甲冑類と、「子供大将」等の鎧を着たお人形ではないでしょうか。これらは一般的に、『内飾り』と呼ばれています。
この時期よく頂くご質問が「内飾りはいつ飾ればいいの?」というものです。
では、そのお答えは。。。


実は「この日!」と決まっているものでもないのです。

一般的によく言われているのは「春のお彼岸があけてから飾る」というものです。ただこれも正式に決まっている訳ではなく、早ければ早いほど良いとされている地域もあったりします。昔の武士の世界と同じく、早く陣を構えた方が有利になる「先手必勝」の精神が受け継がれており、「先陣の誉れ」ということでとても縁起が良いとされているんです。

特に初節句の場合には早く飾った方が良いとされています。
内飾りはあくまでも『お子様のお守り』として飾る物。ですから、厄災が降りかかりやすいとされるお節句の時期に備え、4月の中旬位までに飾ってあげるのが良いかもしれません。

まだ、お飾りになってない方はお早めに!!
by fukudashoan | 2007-04-21 16:57 | 五月人形について
青い目の人形、ジェンナーちゃん
当工房への修理のご依頼は、日本人形に関するものがほとんどなのですが、先日、青い目の人形、ジェンナーちゃんの修理をさせて頂く機会がありました。青い目の人形は、1927年、米国人宣教師の提唱で日米親善のために、約1万2千体余りが全国の小学校等に寄贈されました。しかし、その大半は、太平洋戦争中に旧日本軍の命令で廃棄され、現存するのは約3百体だそうです。当工房にやってきたジェンナーちゃんは、そんな貴重な一体なのですが、経年によるひびや破損が多くみられ、頭髪は消耗し、衣服も劣化が進んでいました。

- before -
a0090989_17443.jpg

当工房の頭師、髪付師、手足師、着付師によって修理が施され、こんな感じに蘇りました。

- after -
a0090989_174523.jpg


西洋のお人形を、京都の伝統的な技術で修復するというチャレンジだったのですが、日本にやってきた当時の姿に少しでも近づけることができたのではないかと思います。

なお、現在、ジェンナーちゃんは、長崎歴史文化博物館で開催中の、
青い目の人形と長崎瓊子展」に出品されているようです。
お近くの方は、是非ご覧になってみてください。
by fukudashoan | 2007-04-17 17:36 | 修理事例


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