人形修理職人ネットワーク 福田匠庵

人形修理職人ネットワーク 福田匠庵とは

思い出がそれぞれの形をしているように、人形修理もひとつの技能では解決できません。お客様にとって唯一の人形修理に取り組むには、唯一の技を持つ職人が「集まる」必要があります。
職人技術や心は「唯一」のものです。マニュアル等により、均一化されるものではありません。そして、ここ京都には、マニュアルにはできない、豊かな心と伝統技術が連綿と受け継がれています。この町に育った「唯一の技と心」をもつ職人達の集まり。それが福田匠庵です。

人形修理職人ネットワーク
福田匠庵
主宰 福田眞一
カテゴリ:修理事例( 7 )
張子”虎”の修理の様子
今回ご紹介するのは、京製 張子”虎”の色差しの様子です。

張子とは、竹や木などで組んだ枠、
または粘土で作った型に紙などを張りつけ、
成形する造形技法のひとつです。

形が崩れた部分には和紙をはりつけ、胡粉を塗ります。
色が剥げたりシミになった部分は、汚れを落としてから、
胡粉を塗り、最後に色をつけていきます。

最後に髭を植え込むと完了です。

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by fukudashoan | 2018-10-18 09:46 | 修理事例
フラドール 修理の様子
今回ご紹介するのは、陶製のフラドール(ウクレレボーイ)
の修理の様子です。
この人形は、お顔の軸が破損して外れていたり、
その他数ヵ所に欠損とひび割れがありました。

この修理品は、まず首部分に首軸を製作・取り付け固定をします。
それから割れ部分を刻塑して、最後に彩色をします。

時間を要する修理ですが、修理後も末永く飾って頂けるように
取り組んでおります。
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by fukudashoan | 2018-07-31 09:38 | 修理事例
髪の整髪の様子

今回は、雛人形の髪の整髪の様子をご紹介します。

日本髪は、「前髪」「びん(鬢)」「たば」「まげ(髷)」の四つの部分から成り、正面から見ると左右対称で均等のとれた美しい形が特徴です。

雛人形や日本人形の髪も、それぞれの個性と美しさがあります。


お人形をにご覧なるときにはぜひ髪にも注目してみてください。
お気に入りの髪の結い方がみつかるかもしれません.
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by fukudashoan | 2017-12-21 12:48 | 修理事例
最近多い修理のケース
雛人形やその他のお人形のお顔にシミや汚れが
付いたという事例がものすごく多いです。

原因はホコリです。

お人形をしまう時、ハタキ等でホコリを落としてからしまうのが
一般的ですが、ホコリを落とさずにそのまま紙箱に入れ
湿気のあるところに保管されると早ければ1年で
シミが付いてしまうことが多々あります。

お人形をしまう時は必ずホコリを落とし、
保管は、できるだけ湿気が少ない場所(一段上にするなどして)で
管理をしてください。



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by fukudashoan | 2017-07-25 13:25 | 修理事例
大将人形と馬の修理

現在 ご依頼頂いております修理の一部をご紹介致します。


こちらは、鎧の縅の取り替え作業です。

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こちらは、馬の手綱の取り替えと取り付け作業です。
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by fukudashoan | 2017-06-14 14:37 | 修理事例
五月人形の修理事例 - 兜の鍬方 -
端午の節句ももうすぐですね。
既に五月人形をお飾りになられているお家も多いかと思います。

ところで、お飾りになっているお人形の状態は如何でしょう?
鎧や兜などは金物が多いですので、錆が出ていたりしませんか?

福田匠庵ではもちろん五月人形の修理も承っております。
金物の錆等もきれいに落とし、元の状態に近づけることが可能です。
修理事例は、こちらでも御紹介していますが、先日完了しました事例を一つ御紹介します。

兜の鍬方部分です。
持ち込まれた時は、全体的に錆が出ている状態でしたが、
修理後は、きれいに錆もなくなり、元の状態に限りなく近づきました。

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押入れから出してみたら大変なことになっていた。。。
という方、是非一度、福田匠庵に御相談くださいませ。
by fukudashoan | 2007-04-27 18:17 | 修理事例
青い目の人形、ジェンナーちゃん
当工房への修理のご依頼は、日本人形に関するものがほとんどなのですが、先日、青い目の人形、ジェンナーちゃんの修理をさせて頂く機会がありました。青い目の人形は、1927年、米国人宣教師の提唱で日米親善のために、約1万2千体余りが全国の小学校等に寄贈されました。しかし、その大半は、太平洋戦争中に旧日本軍の命令で廃棄され、現存するのは約3百体だそうです。当工房にやってきたジェンナーちゃんは、そんな貴重な一体なのですが、経年によるひびや破損が多くみられ、頭髪は消耗し、衣服も劣化が進んでいました。

- before -
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当工房の頭師、髪付師、手足師、着付師によって修理が施され、こんな感じに蘇りました。

- after -
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西洋のお人形を、京都の伝統的な技術で修復するというチャレンジだったのですが、日本にやってきた当時の姿に少しでも近づけることができたのではないかと思います。

なお、現在、ジェンナーちゃんは、長崎歴史文化博物館で開催中の、
青い目の人形と長崎瓊子展」に出品されているようです。
お近くの方は、是非ご覧になってみてください。
by fukudashoan | 2007-04-17 17:36 | 修理事例


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